超久しぶりに書くのでなんか書き方が思い出せません。はてなダイアリーの管理画面もなんかちょっと変わったし。

 明けましておめでとうございます……と、言っても気分的にはまだ12月45日ぐらいです。
 土日はこれから籠もって仕事ですが、とりあえず週明けに新作の目処がつきそう。そうしたらBBSのレスもつけさせてもらいます。

最近読んだモノ。

 ロバート・R・マキャモン『スワン・ソング』、サミュエル・R・ディレーニイ『バベル17』、二ノ宮知子のだめカンタービレ』13巻、平田弘史『薩摩義士伝』5巻、三浦健太郎ベルセルク』29巻、森達也『A』。『スワン・ソング』、今まで読まなかったことを後悔。絶版だけど……

色々。

 体調がイマイチはっきりしません……が、仕事はやっています。ところで、こないだの電撃のメルマガの『山姫アンチメモニクス2』の紹介文が間違ってました。一瞬、俺も目を疑いましたが、正しくはこうです。

山姫を天敵と狙う少年剣士、アメリカから来た「山姫を超えた山姫」
グレート山姫……カズキと翠を次々と無茶なトラブルが襲う!
好評シリーズ第2弾!!

 これは十二月発売。今は来年に始まる新シリーズの準備をしています。企画も大筋ではゴーサインが出ました。これから忙しくなりそう。順調に書き上がれば春頃には出せるかも……

「ヒッチコック劇場」

 以前買っておいた「ヒッチコック劇場」第二集のDVDを開けた。ロアルト・ダール原作・ヒッチコック監督「兇器」をとりあえず観る。ダールが脚本も手がけていて、過不足なくきちんとまとまった作品だけど、「いいチキンを冷凍してあるの」という字幕の情けない誤訳にちょっと萎えた。題名が“Lamb to the slaughter”なんだから鳥肉のワケがない。「羊という無力なものが恐るべき事件に関与する」という落差の効果を狙っているんだし、そもそも映像でもニワトリにゃ見えないだろ……字幕製作っていうのは原題も映像もチェックせずにやるもんなんだろうか。原作の邦訳も出版されている*1けど、そちらでの題名は『おとなしい凶器』。

ヒッチコック劇場 第二集 [DVD] ヒッチコック劇場 第二集 [DVD]
あなたに似た人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 22-1)) あなたに似た人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 22-1))

 あれ、DVDは廃盤なのか……

*1:『あなたに似た人』(ハヤカワ文庫)所収

Musical Baton

 高校時代からの付き合いのホシノ君からコレが回ってきました。元々は海外からなのかな? 答えるのはいいんだけど、他のヒトを紹介するのだけはカンベンして下さい。batonという主旨を無視しているけど許せ。あと、昨今の流行とか全然知りません……と、ひとしきり言い訳が済んだところで、


●Total volume of music files on my computer(今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
 4.64GB。iTunesのライブラリとWMPのライブラリを統合せずに併用しているので、重複している曲も結構あるけど。

●Song playing right now(今聞いている曲)
 実弾/syrup16g

●The last CD I bought(最後に買ったCD)
 幻の名盤解放箱/幻の名盤解放同盟
 ……最近CD買ってない。

●Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
 ……五曲って無茶な質問の気もするが。

 エンケンのミッチー音頭/遠藤賢司
  俺の心の深いところをキックする曲。追いつめられた時(締め切り前)によくかける。歌って踊ってスタミナつけて。

 Pinhead/The Ramones
  同上。ガバガバヘイ。

 Only Shallow/My Bloody Valentine
  記憶に刷り込まれている曲。

 10分前/川本真琴
  思い入れがあると白状するのはやや恥ずかしい曲。でも好き。

 Bad Girls/Tony Kosinec
  雨の日になるとよく聴いている曲。

「ミリオンダラー・ベイビー」とか

 仕事がちょっと山越えました。録画しておいた「金融腐食列島・呪縛」を朝っぱらから観たり。
 こないだ映画館で「ミリオンダラー・ベイビー」を観ました。展開が展開だからか、この人の映画にしては珍しく登場人物たちがストレートに心情を吐露していると思いました。クライマックスの展開をどう受け止めるかでこの映画への評価は変わってくるんでしょうが、俺は「まあ、そういうものか」という感じ。
 緊密で閉じた人間関係では、本人たちにしか通用しないルールや儀式が生まれることはよくあるし、結果として標準的な考え方から逸脱するのも別に珍しいことではありません。ラストのイーストウッド扮する主人公の自らの身の振り方も、その延長線上にあるんだろうなと。すごい映画ではあるんだけど、なんか難しい問題提起をしているように見えるのは、観ている側の錯覚なんじゃないかという気がします。
 それにしてもチャールズ・ブロンソンの映画並に自分と身内の名前ばっかりスタッフロールに並んでましたね。
 今日は時間があったら「フォーガットン」を観るつもり。
 香港版のショウ・ブラザーズ作品のDVDを何枚か買いました。時間があったらなんか書きます。

 平田弘史『日本凄絶史』(青林工藝社)。客観的に考えてやっぱりそうだよなということが確認された気がするので、平田弘史については近いうちにちょこっと書きます。
日本凄絶史日本凄絶史