ちと用事で出かけた後で仕事。

 外出中の合間に例の『陸軍中野学校破壊殺傷教程』を斜め読み。昭和48年に出た週刊サンケイの別冊なんだけど、なんでこの時期に出版されたのかと思ったら、ルバング島小野田寛郎少尉が見つかったせいなんですね。中野学校の分校で学んでいたそうだ。
 なんかどっかで読んだ気がするなと思ってさっき調べてみたら、第三書館の『ザ・殺人術』にも収録されたことがあったらしい。『ザ・殺人術』は俺が高校生の頃に話題になってて、借りて読んだから多分その時にちらっと読んだんだと思う。内容までははっきり憶えてなかったんだけど、改めて読むと出版しちゃいけない内容だなコレ。「軍関係施設の破壊」とか「道路の破壊」とか、敵地での重要施設の破壊活動の方法にかなりの紙数が割かれていて、見方を変えればテロの指南書。問題ありすぎだ。